バリュー(Value)とは、直訳すると「価値」「真価」。バリュー投資とは、実態はもっと価値があるはずなのに、市場で割安に放置されている銘柄をこっそり購入、いつか見直されるのを待つという投資法です。
・一緒に学ぼうバリュー投資
(6)果報は寝て待て
ここまで、バリュー投資の基礎中の基礎を皆さんと一緒に勉強してきました。ここまで学んだPER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、ROE(株主資本利益率)、株主資本比率の4項目の持つ意味は把握できたでしょうか?
では、ここまでの内容を加味して実際の銘柄群をスクリーニングしてみましょう。
私は絶対に譲れない基準としてPER12倍以下、PBR1倍以下を設定しました。これに、株主資本比率50%以上の銘柄群でROE5%以上、今期経常増益予想で配当をきちんと出している、しかも、100万円以下で購入できる銘柄群という条件で探してみました。かなり厳しい条件ですが、それでも、主要3市場と新興市場をあわせて探せば数銘柄も見つかります。これらの銘柄の株価は、数年後、いくらになっているのか。ワクワクしてしまいます。
何度も言いますが、バリュー投資は長期で小さくリターンを得続けようという投資法です。でも、例えば、元手100万円で始めた株式投資が、年20%の利益(優秀なバリュー投資家の平均的なパフォーマンス)を上げ続けることができれば、一度も資金を追加することなしに、10年間で516万円、20年間で3195万円、30年後には2億円近くにもなる計算。「果報を寝て待つ」ことができる気長な方には、うってつけの投資法かもしれませんね。





